※本記事はプロモーションを含みます


Nano Banana Proがリリースしたけど何が変わったの?
Googleの画像生成AI、Nano Banana Proがリリースしました!前のモデルのNano Bananaと比べて特に進化したのが日本語の文字生成が正確になったこと。図解やサムネイルを生成したい場合にこれまでのモデルでは日本語が文字化けしてしまって実用的でありませんでした。Nano Banana Proでは日本語が正確に表示されるようになり、ブログの図解やアイキャッチ、プレゼン資料、ポスターの作成などさまざまな場面で使用できます。SNSでは漫画やLINEスタンプの生成なんかも話題となっています。
本記事ではNano Banana Proの使用例や使用方法、料金など詳しく紹介していきます。
Nano Bananaからの進化点


Nano Banana Proは高画質で日本語も正確に生成できるようになりました。また、複数のキャラクターを1枚の画像に一貫性を保ったまま合成することも可能です。



この図解もNano Banana Proで作ってみました!
Nano Banana Proは複数のキャラクターの一貫性や文字の正確性に優れている


Googleが公開しているベンチマークではNano banana Proは複数のキャラクターを添付したときに一貫性を持って生成されることや、生成される文字の正確性で高いスコアを示しています。また、人物を別のアングルから描く一貫性やアニメ調・油絵といった別のスタイルへの変更の適応力にも優れています。
Nano Banana Proを使ってみた
Nano Banana Proを使っていくつか画像を生成してみました
正確な日本語の図解の生成が可能


日本語の文字化けのない図解を簡単に生成できます。プロンプトは手順を全て入力する必要はありません。「アップルパイのレシピを図解してください。日本語でわかりやすく生成して。」これだけで図解画像が生成できるんです。図解を作るとき、AIはGoogle検索のようにアップルパイのレシピを一瞬で取り込み、その情報を元に画像を生成します。だから手順も驚くほど正確に書けるんですよね。
(キャラクターの画像を添付)アップルパイのレシピを図解してください。日本語でわかりやすく生成して。
ポスターの生成


ポスター作成も簡単なプロンプトで生成が可能です。キャッチコピーやイラストも自然でこのまま印刷して使用できます。変更したい文言があれば画像生成後に修正することもできます。
(キャラクターの画像を添付)節水を促すポスターを作って 16:9の画像を生成して
漫画の生成


漫画にしたい画像を添付して簡単な方向性をプロンプトで入力するだけで可愛い漫画ができました。セリフやコマ割りも自動で日本語も違和感なく作れます。
(キャラクターの画像を添付)nanobanana proがリリース 4コマ漫画を生成して 日本語完全対応 漫画制作も簡単 誰でもできる コマ割り セリフも自動
14人のキャラクターも一貫性を保てる




14人の画像の一貫性を保ったまま別の画像を生成することが可能です。上の画像をレストランで食事をしている画像にしてみたところ、服装・髪型・顔ともに変更されることなく維持されたままの自然な画像となりました。
(14人のキャラクターの画像を添付)画像の14人が対面で席に着いてレストランで食事をしている画像を生成して 横長の画角
アスペクト比を指定できる




アスペクト比を指定することで縦長や横長の画像を生成することが可能です。1:1や16:9、9:16などスマホ・PCの媒体に合わせてしてしてみましょう
モデルの日本人女性 花々が咲く美しい公園で笑顔 写真 ポートレート おしゃれ アスペクト比は16:9
昼や夜への変更が可能




人物の一貫性を保ったまま昼と夜を変更することが可能です。周囲の明るさに伴うライティングも自然に変更されています。
(画像を添付して)夜にしてください
ロゴの生成


日本語のロゴも簡単に正確に生成が可能です。具体的なイメージがあればプロンプトに入力しましょう。
「AIのある暮らし」 この文字をおしゃれなロゴにして
リアルな建築タイポグラフィの生成


リアルな建築文字が生成可能です。アート作品のような写真ができました。
住宅の壁に建物としてのリアリティを保ちながら、「AIのある暮らし」の建築タイポグラフィの写真
サムネイルの生成


Youtubeのサムネイルも生成可能です。フォントも視認性が高く親しみやすものとなっています。
猫を紹介するYoutubeのサムネイルを作ってください。
Nano Banana Proの使い方
PC版








アプリ版








Nano Banana Proの料金
| プラン名 | 月額料金 (税込) | 画像生成 (Nano Banana Pro) | 特徴 |
| 無料プラン | ¥0 | 1日 約3枚 | お試し利用向け。透かしが入る場合あり。 |
| Google AI Pro | ¥2,900 | 1日 最大100枚 | 旧Gemini Advanced相当。日常的な利用に最適。 |
| Google AI Ultra | ¥37,000 | 1日 最大1,000枚 | 業務レベルの大量生成向け。最高速・透かしなし等の特典あり。 |
Nano Banana ProはGeminiの無料プランでは1日3枚、Google AI Pro(月額2900円)では1日100枚、Google AI Ultra(月額37000)では1日1000枚の生成が可能となっています。1日の枚数上限に達すると全モデルのNano bananaに切り替わってしまいますので、計画的に生成するかプランのアップグレードを検討しましょう。
APIの料金
| 項目 | 内容 | 料金の目安 (日本円) | 備考 |
| 入力料金 (テキスト) | AIへの指示(プロンプト) | ほぼ無料 (1回あたり約0.1円以下) | 100万個の単語/文字を送って約300円なので、通常の指示ならごくわずかです。 |
| 出力料金 (標準画質) | 1080p / 2K 程度の画像 | 約 20 円 / 1枚 | 通常の利用ならこちらで十分高画質です。 |
| 出力料金 (超高画質) | 4K 程度の画像 | 約 36 円 / 1枚 | ポスター印刷など、特に高い解像度が必要な場合に使います。 |
APIは使用した分だけ料金が発生する従量課金となっており、4K画像だと1枚あたりの料金が高くなっています。
商用利用が可能
Geminiで生成した画像は商用利用が可能となっています。ただし、著作物と類似したものを生成すると著作権侵害にあたる場合がありますので、生成されたものをよく確認して使用しましょう。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください


まとめ
Nano Banana Proの特徴、使い方、使用例を詳しく紹介しました。前モデルとの大きな違いは日本語の文字の正確さです。これまでは日本語が文字化けをしてしまい、サムネイルや図解では実用的に使用することができませんでした。Nano Banana Proでは正確に日本語を生成でき、フォントも自然で親しみやすく見やすくなりました。キャラクターの一貫性も向上し漫画の生成や違ったシチュエーションでも元の画像が変化することなく生成できるため、自分のキャラクターを図解や漫画、サムネイルなど様々な用途で使用できるように。AI画像の幅が大きく広がり、仕事やプライベートで活躍の場がますます増えるでしょう。
