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・テキスト・画像から動画生成が可能
・商用利用が可能
・年内にベータ版がリリース予定
Adobe Firefly Video Modelが年内にリリース予定
2024年9月11日にAdobeはAdobe Firefly Video モデルのベータ版を年内にリリースすると発表しました。Adobe Firefly Video モデルではテキストから動画を生成することが可能です。Adobe Fireflyでは画像生成、生成拡張、生成塗りつぶしなど様々な機能を使うことができます。画像生成、生成塗りつぶしの方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
テキスト・画像から動画生成が可能
動画生成はイメージをテキストで入力し2分ほどで完成します。また、画像を添付することで静止画を動画にすることが可能です。ズームイン、アウト、見上げる、見下ろすなどのカメラアングルを編集画面の左タブより生成前に指定してしておくことで指示に沿った動画を作成できます。
人物の描写はとてもリアルで髪の毛、髭などのディテールも違和感なく実物と見分けがつきません。ライティングや背景のボケ感なども精密で違和感がありません。
エフェクト動画を生成し生成した動画に合成も可能で動画作成の幅が広がります。モーショングラフィックスの作成では水が流れ、氷でできたロゴマークが出現するなどおしゃれでかっこいい映像が作れるのが魅力的です。
動画の長さは公式が発表しているものは全て10秒程度の短尺のものとなっています。
商用利用が可能
Adobe Firefly Video modelは商用利用が可能です。使用許可を得たコンテンツのみで学習されており、ユーザーのコンテンツがトレーニングされることはありません。公式で明確に商用利用の可否を提示してくれていますので安心してビジネス場面で使用できます。ただ、ベータ版の商用利用の可否は不明となっていますのでリリース後に確認が必要です。
ベータ版のリリースは年内
Adobe Firefly Video モデルの明確なリリース日は不明ですが、年内にベータ版を公開します。ウェイティングリストに登録しておくと最新情報の取得とベータ版のアクセス権が与えられますので、いち早く使いたい場合は事前に登録しておきましょう。
料金は不明
動画生成の料金は不明ですが、画像生成と同じ形式であれば無料でも使用可能です。しかし月間の回数制限があり、Adobe Fireflyの透かしが右下に入ります。有料のプレミアムプランでは月間の回数が増え、透かしもなくなります。
まとめ
Adobe Firefly Video モデルについて解説しました。商用利用が可能なクオリティの高い動画が作成できるのが魅力です。リリース日が年内中ですので、使用可能になったらまた詳しく解説したいと思います。