当記事は広告が含まれています
・Grok2とは
・商用利用の可否
・料金
Grok2とは?
2024年8月13日にGrok2をリリースしました。イーロンマスク氏が設立したxAI社が開発し、Xで使用できる対話型AIとなっています。xAI社は2023年11月にGrokを公開し、さらに2024年3月にはGrokの新しいモデルGrok-1.5を発表しています。
Grok2ではAIとのチャットに加えて画像生成が可能となっています。言語モデルのベンチマークではGPT4やClaudeの両方を上回っています。画像生成に関してもimageFXに匹敵するほどリアルな画像を生成することが可能です。
リアルな画像生成ができる
Grok-2ではXのプラットホーム上で、プロンプトを入力しFLUX.1を使用し画像生成をすることができます。
人物
Grok2で同じ人物を作成したい人は「シード値を固定して」って伝えて!
— ダイ|AIで医療介護を最強サポート (@daicaretech) August 16, 2024
どうしても画像生成はガチャ仕様なので、いいなと思った画像は「👍」を押して、シード値を固定してって伝えると作成可能!!!
ただシード値は公開していない様なのでGrok内でしか使えないのが難点😭… pic.twitter.com/Ca9MHha5j3
風景
grokを使ってこの美しい風景を作成しました✨
— はっしー@デジタル工房 (@hassy6079) September 12, 2024
山々に広がる空と自然の色合いが完璧に表現されています
AI技術の力で、こんなに壮大な景色を作り出せるのは本当に驚きです!#AIアート #grok #自然の美しさ #風景画
https://t.co/D1y6g3uT9X pic.twitter.com/0vO7Zlf6E3
アニメ
Grokバージョンアップ!
— もみじ🍁妖精と三毛猫🎨 (@toto2AI) August 14, 2024
画像生成機能も追加。
日本語可能。
プロンプト:
「draw:a chibi 可愛い少女(白髪)が振り返って微笑む。市街地。昼。ソフトな雰囲気。アニメスタイル」 pic.twitter.com/h22ScuqFtJ
FLUX.1とは?
Grok2はFLUX.1が搭載されています。FLUX.1は、テキストから画像を生成するAIモデルの一つです。Stable Diffusionの開発者たちが設立したBlack Forest Labsによって開発され、その高品質な画像生成能力とプロンプトへの忠実度で注目を集めています。
FLUX.1の特徴
高品質な画像生成: 非常に詳細でリアルな画像を生成することができます。特に、人物の顔や手の描写、風景などの複雑なディテール表現に優れています。
多様なモデル: Pro、Dev、Schnellの3つのモデルが用意されており、用途に合わせて選択できます。proは最高画質、商用利用可能となっています。Devはオープンウエイトモデルとなっており自由にモデルをダウンロードして、自分の環境で実行したり、さらに学習を進めたりすることができますが商用利用はできません。Schnellは画質はproよりも劣りますが高速で生成が可能で商用利用可能です。
料金:
Model Name | Unit Price (USD) |
FLUX.1 [pro] | 0.05 per megapixel |
FLUX.1 [dev] | 0.025 per megapixel |
FLUX.1 [schnell] | 0.003 per megapixel |
XからGrok2を使用できます
Xでログイン後、PC版では左のタブから、スマホは下部のタブからグロクに入り画像生成やチャットが可能です。画像生成はプレミアムでは2時間に20回までと制限があります。
Grok2の商用利用の可否
xAIの利用規約には商用利用についての明確な記載がありません。FLUX.1のPro、Schnellであれば商用利用が可能ですが、どれが内蔵されているかわからないのため商用利用の可否も不明となっています。
Grok2の利用料金
Grok-2を使用するにはXプレミアムに加入する必要があります。アプリ経由だと月額1380円、PC経由だと857円となっています。加入方法によって差はないのでサイト経由での加入をおすすめします。
まとめ
Grok2について解説しました。リアルで繊細な画像を生成することが可能です。Flux.1を気軽に使えるのもメリットです。商用利用については不明な点がありますので、情報がはっきりしましたらまたお伝えしたいと思います。